【超簡単】ChatGPTとLINEでFAQ応答botを作ってみた
こんにちは!CX事業本部Delivery部のひよしです。
日ごろLINE事業に携わっているのですが、最近流行りのChatGPTと組み合わせて、かつ!コードを1行も書かずに作ってみたい。
ということで、今回は あんでぃ さんと一緒にFAQ応答botを作ってみました。
- FAQは今後のページ化も考えてヘッドレスCMSである Contentful を使用。
- Chatbotの作成はノーコードツールMakeを使用。
- LINE公式アカウントのチャットでユーザが質問をすると、Contentfulから取得したFAQの内容とユーザの質問内容をもとに、ChatGPTで回答をもらう。
というイメージで1行もプログラムは書きません!!
やってみよう!
【Contentful】
ContentfulにFAQを作成していきます。
記事の追加方法は こちら の記事を参考にしてください。
1. FAQのコンテンツモデルを定義
FAQ用にコンテンツモデルを定義します。QuestionとAnswerのシンプルなものです。
2. FAQのコンテンツ(レコード)を作成
1で作成したモデルを使用して、実際にFAQを設定していきます。
今回FAQの内容は、弊社が提供する情報共有コミュニティサービス Zenn に関するFAQを使用してみます。
【Make】
Chatbotの部分はノーコードツールMakeを利用して簡単に作成することができます。
Chatbotの基本的な作りはこちら の記事を参考に、今回は以下の2点を追加していきます。
1. ContentfulからFAQの一覧を取得する
Contentfulのモジュールが用意されていますので配置します。
Contentfulから「personal access token」取得して設定することで簡単にモジュールの設定ができます。
Contentfulから取得した結果はそのまま次のモジュールへ渡すことができないため、perseしてQuestionとAnswerの部分を抜き出します。
2. FAQの一覧と、ユーザから受け取った質問内容をもとにChatGPTのAPIを実行する
外部APIを実行するためHTTPモジュールにてChatGPTのAPIを実行します。
チャットで投げられたユーザーからの質問と、上記1でperseした内容をRequestに指定します。
FAQ応答botを実行してみる!
最後に、組み込んだFAQ応答botを実行してみます!
「有料のバッジとは何ですか?」という問いに対して、ChatGPTに学習させたZennに関する解答を導き出してくれていることが分かります。
今後やりたいこと
ユーザーがFAQの一覧を閲覧できる場所が無いため、Contentfulに登録したFAQを一覧として表示するページを作ろうと考えています。
FAQ一覧ページについても簡易的に行うためにNetlifyでホスティングしてページ公開していく予定です。